TITLE: 大事なことには気付かないまま 知らずに冒涜し続ける
DATE: 2007/09/10 04:06
首を斬った女神は 涙を流しているだろうか?
傲慢な裁きの使徒さえ 愛を持っているのに
一塊りの仁義では人は動かない
貴女の愛した魂は 今も卑怯な手段で足止めされて
遅々として進まない 偽りの贖罪を背負わされているよ
濡れた手で掬い上げるなら どれだけ沢山の芥が掴めるだろう?
貴女が命を賭した神聖なる制度は
愛を理解しない暴徒共に食い荒らされて 形骸と化した
貴女が流させた血は 寧ろ貴女の愛する存在を苦しめたよ
阿鼻叫喚ですらない深淵の絶望が 恐怖さえ許さずに攫っていく
身体を亡くした女神は 涙を流しているだろうか?
冷酷なる断罪の使者でさえ 愛に身を呈すのに
一通りの忠義では人は死なない
TITLE: 深く昏い 絶望の世界を あなたは知っている?
DATE: 2007/09/12 04:54
あなたを傷付けて傷付けて殺して
でもあたしは新たに生まれていく 次から次へと
あなたの知らない世界で 生まれて
あなたの知らない世界で 生きてきた
ねぇ 勘違いしないで?
あなたはあたしの痛みを 1ミリだって理解することは出来ない
あたしがあなたの苦しみに ほんの少しだって共感出来ないのと同じように
あなたが知らない世界に 生まれて
あなたが知らない世界に 生きてきた
きっとあなたでは あたしに勝てない
TITLE: あなただけが わたしを生かすのです
DATE: 2007/10/16 02:15
あなたを傷つけるものすべてを殺してやりたかった。
あなたを罵るものすべてを消してやりたかった。
あなたを貶めるものすべてを滅ぼしてやりたかった。
何故あなたが否定されなければならないのか、声を上げて糾してやりたかった。
あなたを失う事が怖かったんじゃない、
ただあなたを見殺しにするのが嫌だった。
あなたの為に死にたかったわけじゃない、
ただあなたに命を懸けたかった。
あなたを助けたかったわけじゃない、
ただあなたと共に戦いたかった。
わたしの関知しないところで あなたが死んでいくのを、許せなかった。
い と し い ひ と 、
ほかの誰があなたの敵となっても、わたしはあなたの手足となり盾にも矛にもなると、そう誓いましょう。
わたしの持つ力はすべてあなたのもので、あなた以外の誰の為にも、わたしは力を振るいません。
あなたのすべてに懸けて、わたしのすべてを あなたに賭します。
TITLE: 嗤えばいい、それでも私は立ち上がる
DATE: 2007/10/28 02:09
後悔するのは私ではなく あなただよ
悔いればいい、遊び半分で手出ししたことを
生半可な害意で どうにかなるとでも思ったの
私は手加減もしなければ 情状酌量もしないよ
私を穢そうとするものを 私が許す筈なんて無いでしょう
確かな悪意で 殺すつもりで
そうじゃなければ リスクが高すぎて釣り合わない
私が流した分の血は 必ずあなたにも流させる
復讐なんてナンセンス?そんな慈悲の心は持ってない
今更怯えたって もう、遅いんだから ね