2007
TITLE: 端から端まで全部無意味なんだよ。
DATE: 2007/10/09 16:31
最初から最後まで、私はあなたの味方ではなかったよ。
この手はとうに血塗れです。今更躊躇も良心の呵責もありません。
抵抗をするの、要らないから。気持ち悪いから。馴染めないから。
全部邪魔でしょう、モノ喋る低俗なクズ共なんて。
だって汚されるわけにはいかないんだ。汚される筈は無いんだけど、そんなクズごときに。
大丈夫、大丈夫、僕が正しいだなんてそんな筈は無いから。
間違っているわけでもないんだけどね。傲慢に利己的にひた走るだけだよ。
僕はそれに価値を見いだせないし、価値を感じられないものに心血を注ぎたくなんかならないんだよ。
壊されたいの?それなら話は別だよ。
終わりたいなら、ぎりぎり正気が残るぐらいで許してあげる。
僕が欲しくても手に入れられないものを、わざわざ誰かにプレゼントするわけないだろう。
脅威を感じるなら潰せば良いんだよ。あなたは今までだってずっと、そうしてきたでしょう?
今更何をいい子ぶってるの?無垢は無知だよ。そして無知は罪だ。
あなたが隠し持つ刃が血に濡れてないとは言わせない。もう錆びてすらいるでしょう、摘んだ血肉で。
喘いでみせて、悦楽ではなく苦しみで。
嬌声ではなく断末魔を聞かせて。苦しみのたうち回って、苦痛の中で許しを乞うて。
絶望の眼差しで僕を見てよ、微笑んであげるから。うんと優しく。
殺せないなら大人しく殺されていてよ、死ぬか生きるか、弱いものは淘汰されるの。そうでしょう?
TITLE: 黙って息の根を絶て、くだらない思考など朽ち果てろ
DATE: 2007/10/26 02:54
あたしは生きてなんかいなかったよ、ずっとずっと前から。
誰が傷つくか・悲しむか・なんて、どうでも良かったよ。
あたしに触れることも出来ないのに、生半可なことは言わないで。
綺麗な言葉を吐いたところで、あなたはどうせ忘れていくもの。
けどそれで良いのよ、何一つ証拠は遺さないで逝きたいの。
意味のあるものなんてそうそう無いよ。大抵が素通り。
この腕は空を飛ぶ為のものじゃないから、宙を掻いても空気は掴めないんだ。
用途を見出せないと、効果なんて上がらない。
もう近付かないで。もう触れないで。もう喋らないで。
口を噤んで、ゆっくりお休み。あなたの浮薄な言葉なんて読み込みたくないのよ。
安らかに眠っていてよ、そこに居ることを意識させないで。
TITLE: 要らないゴミはポイッと捨てなきゃ
DATE: 2007/11/08 01:43
手玉にとって、密かに笑う。
あなたは死んでしまえばいいの。ただそれだけ。
踊らされて、醜く滑稽に振る舞えば良いんだよ。
誰にも教えないけど、わたしはあなたが嫌いだった。大嫌いだった。
触るのも嫌だったし、声を聞くのも嫌だった。
触られるのはもちろん嫌だったし、言葉を交わすのも嫌だった。
あなたの存在を感じるのが、嫌で嫌でしょうがなかったんだよ。
ずっとずっと前から、あなたのこと嫌いだった。憎むのも勿体ないと思うくらいに嫌いだった。
あなたの声は断末魔ですら聞きたくないので、消えてください。此処でさよなら。
ずっとずっと邪魔だったんだから、もういいよ。
うん、だから。口を噤んで黙ったまま、 死 ん で 。
TITLE: 自戒
DATE: 2007/11/13 01:10
いろんなものを落として生きてゆきます。
それが悲しいだとか苦しいだとかはどうでもいいのです。そんなことには何の意味もないのですから。
私が泣いたところで誰も立ち止まりはしないし、私が呻いたところで誰も振り向きはしないのです。
多数にはなり得ない私はいつだって、最大多数の幸福には含まれることはありません。
それを嘆く資格も恨む権利も、私には許可されていません。
死ぬときは声を上げずに事切れる義務があり、何一つ遺してはならないのです。
さてはて、それは悲しいことでしょうか。
意味など無いのです。私の全てに意味など無いのです。
届かない言葉に意味など無いし、触れられない指先にも意味は無いのですから。
私の情動の全てが無意味なのです。私には怒る権利もなければ喜ぶ資格も無い。笑ってはいけないのです。
ただ食いつぶすしか能のない私は、可能な限り消費を最小に抑える義務があるのです。最善の手段をとろうとはしないのですから、次善手段をとるのは当然のことです。
何が悲しいことですか。ただ当たり前の事実です。そうあるべきことなのです。
私は私のことで憎みもしなければ恨みもしないのです。だってそれが当然なことなのですから、憎悪も何も湧きません。非があるのは私です。咎を持つのは私です。
要らないのは私で、無意味なのも私。それだけです。
TITLE: おやおや、良い度胸をしているね。
DATE: 2007/11/15 02:31
全部丸めて、ぽいっとか。
口答えは許さないよ、発言権なんか与えてないでしょ君に。
おとなしく自滅してください。手は差し伸べないで優しく見守っててあげるから。
毒のような言葉を吐いたところで、僕を穢すことなんか出来ないんだよ。
汚い言葉で貶められていくのは、君なんだからね。
無知の刃なんて痛くないよ、それで傷付くのは君だしさ。
武器は、ちゃんと制御できるようにしなければ。己の手足のようにね。
被害を必要最小限に抑えられるのも技倆のうちですよ。
ええとね、悪意があったとかなかったとかはどうでも良いの。君がそれをやったかどうか、その事実だけが問題なんだよ。
君の意志なんて関係ないよ、君がどうあれ君がやったことには変わりはない。
許さないよ?ずっと忘れないでいてね。重い重い罪を背負って生きて。
君のその手が穢れていることを忘れるな、後ろ指をさす者が居ることを忘れるな。
死ぬまで解放なんかされません。そして君を易々とは死なせません。
最期の最期まで罪を自覚して、死んでね。
TITLE: 何もかもがまともに機能しないのです
DATE: 2007/11/17 07:37
失われたモノは、全てこの手から零れていきます。
破壊されました。
あなたを見つめる私の眼は、もうガラス玉のようでしょう。
色など無いのです。
強いて言うならば、全てが血の色です。
白と黒ですらないのです。
白を穢す紅でした。
涙を意識することさえ出来ません。
痛む故に流れているのか、悲しむ故に溢れているのか、歓喜のあまりに零すのか、定かではありません。
だらだらとただ排出されていくだけです。
罵る?憎む?
心には波風が起きません。凪いでいるのです。
ひたすらにじめじめして、上がりも下がりもしません。
ただただ喜びのない世界です。
手はひんやりと冷えて青白く、まるで死人のよう。
すっかり冷めてもうなんだか分からないのです。
声は何処にも届かない。
TITLE: ずっとずっとずっとずっと前から。馴染んでなんかいなかった。
DATE: 2007/12/05 01:46
何処までどれだけ行ったら、膝を折っても良いですか。
鞭打つ、なんて。叱咤激励、なんて。
吐き気がする。
断絶するしか能がないのにそれでも生きてる意味って何?
逃げるな、なんて言われても 歯を食いしばって爪を立てて。
そうまでして踏みとどまれるほどの執着がないよ。
悪だと罵るなら、悪で良い。
罪人だと言うなら、罪人で良い。
弱者だと嘲るなら、弱者で良い。
無理なものは無理。
出来ないものは出来ない。
ただ、それだけだよ。