2008-02


TITLE: だから私はあなたの涙を尊べない

DATE: 2008/04/04 02:20

生きるなら頑張り続けなきゃいけないけど、死ぬなら死ぬ時にだけ頑張ればそれで終わりなんだよ。
あのね、是非は問うてない。
あなたの承認も了解も求めてないよ。あなたに意見は聞いてない。
どうでも良いの、あなたの評価なんて何の役にも立たないんだから。
人でなしとかろくでなしとか自己中とか罵れば良いよ。口汚く罵られれば罵られるほど、私は私の行為を正当化できる。
クズだって言えばいい。ゴミだって言えばいい。
そしたら喜んで処分されるべきものというレッテルを被ってあげる。
哀しいことなんかじゃないのよ。少しも哀しいことなんかじゃないのよ。
私はただ要らなかった。私は私を必要と出来なかった。ただそれだけ。
あなたが同情する余地なんか少しも無いわ。




TITLE: だって自分は自分で守らなきゃ。そうでしょ?

DATE: 2008/04/05 02:50

あなたが確かに穢したと思った僕は何処にも居ない
僕は僕が穢れたと思った時に初めて穢れる
そして僕はあなたごときに穢される筈は無いのです
僕を穢すにはあなたは永遠に力不足だ
身の程知らずが粋がるんじゃないよ
あなたが悪意に暴走したそのすぐ傍で
僕は狂気で嗤ってあげよう
あなたのなす事は僕にとって喜劇でしかない
恐怖なんてあなたが僕に与えられる筈が無い
支配したつもりで浸食しているのは僕なのでした
ねえ僕に刃向かうって言うなら
僕は報復を躊躇ったりはしないよ




TITLE: お前が言っているのはもっと苦しめということだ

DATE: 2008/04/06 23:56

生まれてごめんなさいなんて
このあたしが言うと思ったか
あたしはあんたの為に生まれたワケじゃない
何かをする為に生まれてきたワケでもない
あたしはあたしを全うする為に生まれたし生きた

もうそろそろ無理なのでその内おやすみなさいです ご高説は要らないよそろそろ黙って見送りたまえ 命の尊さとか存在の尊さとかそんなのとっくの昔に捨てました 血を流してでも生きる根性なんて持ってない 生きたくても生きられないとかそんなの平気で踏み躙れる さよならだよ全部お前の醜い細胞はもう見飽きた 生きたいとすら思えないこのあたしを精々哀れめ!! 生の素晴らしさを説こうとするお前の目の前で立派なクズになってみせる いつかお前を絶望の奈落へと突き落としてやるから それまで祈りに励めよお前の信じる存在に それがどれだけの苦痛であるかを知りもしないくせに知ることも出来ないくせに お前が慈悲すら漂わせる笑顔で言うことが全部あたしを苛むことにさえ気付けない あたしのこの苦痛は生きることでは晴らすことは出来ないんだそういう類のものなんだ もう黙って黙れお決まりの定説は良いからとりあえず消えてくれ いい加減にしないと殺すぞ

歪みを破棄して全部消えたい
無音が欲しい




TITLE: 蔑んでなどいない。ただ理解だけが、出来ない。

DATE: 2008/04/08 22:47

要らないものを捨てるだけのことなのに哀しそうな顔をする君が分からないよ。
昔に誰かが言っていなかったかい?腐ったリンゴは廃棄しなければならないってさ。
つまりはそういうことだよ。誰が決めたわけでもないんだよ。
僕がそう思っただけだ。
簡単に言えば、僕は誰にも必要とされなくたって生きたいと思ったら生きていけるし、誰かに必要とされても生きたいと思わなかったら生きていけないんだよ。
あのね、誰が悲しむとか、必要としてるとか、そんなことはどうでも良いの。意味がないの。
君は誰かが笑ってくれるならそれで良いと思うのか?ああ、思うんだろうな、君なら。
でもね、僕はそうじゃないんだ。誰が楽しくっても、僕が楽しくなければ嫌だ。誰かの楽しみの為に自分の苦しみを延長させたいとは思わないんだよ。
君と僕が違う価値観を持っていた、ただそれだけのことだ。
僕は別に君を自己犠牲的な愚者だとは思わないし、自分のことも自己中心的な傲慢者だとも思っていないよ。ただそうだっただけだ。
僕の生き死には、他の誰かが決める事じゃないよ。僕が決めることだ。僕こそが決めることだ。ごめんね、だからそう哀しそうな顔をしないでおくれ。僕には君の悲しみを理解することは出来ないから。
生かされ享受してきた様々な権利は返上して、僕はいくよ。君は君の道を行けば良い。




TITLE: 無題

DATE: 2008/04/09 01:19

全てが憎いと言ったらどうしますか。あなたは笑うでしょうか。それでもやっぱり私は憎んでいるわけでも恨んでいるわけでもないのです。ただ呪っている。私を害するものだから。全てが私を害するものだから。理解など出来なくて結構です。理解することに何の意味もありません。私は極めてシステマチックにオートマチックに害するものを呪うのです。そこに感情などありません。否感情はあるのでしょう。ただ無差別なのです。相手は選びません。自分以外の存在である以上攻撃するだけです。私の世界で許されているのは私だけなのです。私しか許されていないのです。もう何度も繰り返したので今更再度口にするつもりはありません。ただ私はそのようにしてそうなるのです。あるがままに。なるがままに。あなたの感情はどれも陳腐です。とてもつまらない。私ではないあなたを私は認めることはありません。全て停止すべきです。あなたの笑顔も好意も気持ち悪いものでしかないのです。踵を返してお戻りなさい。二度と私の知覚領域に踏み込まないように。その耳障りな笑い声と媚びた声を止めなさい。でないと私はあなたを再起不能にまで追い込みます。如何なる手段を以てしてでもあなたの行為を後悔させることになります。私は恐らく私の評価が地に堕ちることさえ恐れていません。他者がどう喚いても私は私で所詮私でしかありません。傲慢なわけではないのです。私は私という卑小な存在しか許せないほどに狭量で愚かな存在なのです。私は私を処理するので手一杯なのです。誤解しないで頂きたい。私は私が唯一至高のものであるから排他しているわけではありません。私がそうしなければならないほど脆弱で小者な故に私は排他するのです。とりあえずあなたは消えなさい。私を浸食しようとするならば私はあなたを痛めつけなければなりません。あなたが二度とそのような気を起こさぬように。私はあなたが嫌いです。大嫌いです。それ以上図に乗るならいつか息の根を止めます。ほら、私はこんなにも笑顔です。




TITLE: 赦免の声さえ幽かに消える

DATE: 2008/05/14 22:37

だからさ、あたし殺さなきゃいけないのよ。
全部要らないんだもの。虚しく思うのも、哀しく思うのも。
この世のものじゃないの、リアルじゃないの、全部夢の中なの。
現実じゃないのよ、現の事じゃないのよ、全ては幻。
想いも、願いも、祈りも、温もりも、眼差しも。
どうしようもない虚脱感さえ、身を灼く激情すら。
全てが錯覚、或いは過去の遺物。全部紛い物。
あたしが手に入れることの出来なかったもの。




TITLE: 半径1メートルがデッドライン

DATE: 2008/06/05 00:30

閉じていくんだよ。
或いは死んでいく。
奥へ奥へと還ってゆくのだ。
温度に触れないように。
息吹を感じないように。
生きている実感なんて必要無いんだよ。
もう眠って。もう動かないで。もう息をしないで。
全てを捨ててしまえば、何も傷みはしない。




TITLE: あの日々のこと

DATE: 2008/06/08 02:38

傷を抱えて歩いた日がありました
痛みを堪えて
涙を堪えて

周りが全て敵のような気がしてた
陽射しの中、動いていく世界が怖かった

泣き出してしまいたかった 逃亡の途中
行き場所も無くて
動く気配に追い詰められてた

学校に行くフリをした荷物が重く肩に食い込んで、使命を果たせない定期券が哀しかった。店が開くまでの時間を電車で過ごして、帰る時刻までぶらぶらしても心なんて晴れなかった。あの日々の穏やかなひとときでさえ、思い出す僕を苛む。傷みは忘却へと変質する。




TITLE: そんなものに価値なんて 微塵もありません

DATE: 2008/06/08 22:38

どれだけ死ねば許される?なんて。
上限なんて無いよ。
出来るだけ・可能な限り 死に続けなさい。
何度死んでもどれだけ死んでも許されることなんて無いんだから。
足りる筈が無いんだよ、お前の死なんかいくつあっても。




TITLE: 君と喜怒哀楽を共にする意志は無い

DATE: 2008/07/21 01:42

痛いなら、食いちぎって食べてしまうよ。
所詮誰も僕には勝てないんだから。
僕の内側はいつだって不可侵な領域だよ。
だってそんなにオープンにしてたらずかずかと踏み荒らされてしまうだろ。
関係ないよ、誰も開かれていないことに気付けないから。
巻き付かれていくのをただぼんやりと眺めているだけだから、異物とは見なされずに攻撃されないんだ。
刃向かうのは最後の最後で良いよ。
弱体化しきった終末期に生じた隙を、手加減せずに突けば良いのさ。
僕のコントロールは、僕以外の誰にも渡せないんだ。
心配しなくても、入り口なんて見つからないよ。




TITLE: 足下はもう 大分前から泥濘んでいる

DATE: 2008/07/22 02:08

何も言わない。
何も語らない。
知らぬまま、朽ちていけば良い。
前兆に気付けず、唖然とすれば良い。
察することも出来ず、ただ痛手に涙すれば良い。
悟らせずに逝くよ。
根こそぎ奪って逝くよ。
もう二度と笑わない。
さよなら だ。




TITLE: 遺書試案

DATE: 2008/07/25 22:47

お前らの嘆きなんかで僕は弔われたりはしない。
勘違いするな、弔うという行為は僕の為のものではない。お前らが安心する為だけの自己満足ツールでしかない。
お前らがどんなに悼んでも、僕は慰められたりはしない。

お前らが必死に足掻いて生にしがみついてる正にその時、僕は一人のうのうと死に続けているよ。
待っているのが地獄だとしても、人間社会で人間として生きるよりは遥かに面倒臭くない。

お前らが泣いても嘆いても、悼んでも悔やんでも、罵っても呪っても、僕はもうこの世の何処にも居ないんだ。
さよなら、永遠に。長生きしてね。


inserted by FC2 system